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頑張らないこと

「頑張らないこと」が躁うつ病の治療には大切なことの一つです、とお医者さんから言われています。
「本人が頑張ろうとしない」こととはもちろん、周囲の人々が「頑張れ」と言ったりしてはいけないのです。

お医者さんから処方された薬を飲みながら、何も考えないようにすることから治療が始まりました。

毎週処方される薬は、毎回変わりました。薬の量も相当数に及びます。
中には、半錠という処方もあり、患者(妻)が自分で1回に飲む薬を選び出すのは、とても難しいくらいです。

さいわい、処方薬局で一回に飲む薬ごとに梱包していただいていますので、大量の薬の中から飲む薬を選び出すという頑張りは必要ないのです。

また、妻が処方薬局の方と気楽に会話ができる雰囲気もあるようで、通院後にはお医者さんとの話だけでなく、処方薬局での話もよく出てきます。

週一回の通院。当初は毎週毎週、処方される薬が変わっていきました。

自殺未遂

妻が自殺未遂をしたときに搬送された救急病院は、以前扁桃腺の手術で死にかけたいやな経験があり、搬送されてから妻は大声で「この病院はいやだ」と怒鳴っていたようです。そのこともあり担当医師は精神的な病をかかえていると判断したようです。

幸い命に別状はありませんでしたが、担当医師から診察後に「一度こころの健康センターで相談してみたら」とすすめられ、はじめてこころの健康センターの存在を知りました。

こころの健康センターは、精神的な病をかかえている人々を対象とした精神保健福祉センターであることもわかり、すぐに予約をし、二日後に妻と二人でこころの健康センターを訪れました。

個室に通され待っていると、やわらかい雰囲気の紳士が部屋に入ってこられました。それまでは市の職員の方に相談をするのだと思っていたのですが、実は、相談にのっていただくのは精神科のお医者さんであることがわかりました。

お医者さんと、自殺未遂にいたった経緯や日常のことなど、約1時間の会話の後、妻は「そううつ病」だと診断されました。

お医者さんからは、現在は「そう状態です。薬で治療しますが、家族や周囲の人たちの協力も必要です。治るまでには時間がかかりますが、あわてずにゆっくりと治療していきましょう」と。

この日から毎週一回、こころの健康センターへの通院がはじまりました。

こころの健康センター

妻が「こころの健康センター」へ通い始めてから1年が経ちました。

1年間の経過は少しずつ振り返ることにして、都道府県・市区町村が運営している「こころの健康センター」(名称は異なりますが)について、まず書いておこうと思います。

私も1年前まではその存在する知りませんでしたので、まだご存知でない方もたくさんいらっしゃるのではないかと思います。

インターネットで「こころの健康」というキーワードで検索すると、都道府県・市区町村のこころの健康センターなるものがたくさんヒットします。その中のいくつかを、このページ右側にある「地区町村」のリンクとして掲載いたしました。もちろんこれがすべてではありませんので、お住まいのお近くでお探しの場合は市区町村に問合せをすると教えていただけるのではないかと思います。

市区町村によって対応が異なるかもしれませんが、私の妻が通っている「こころの健康センター」は、まさに診療内科の診察を受ける病院です。1週間に1度通院して診察を受け、処方された薬を毎日飲んで治療しています。

通院当初は、毎週のように薬が変わりましたが、最近はそれほど頻繁に薬が変わることはありませんが、まだまだかなりの量の薬が必要なようです。